「転ぶ」はなし

2021年01月30日
おでかけ

 スキーで「転ぶ=転倒する」というのは、一般的にはよくあることなのですが、わたしは、小学4年生以来、スキーをしていて転んだことがありません。まあ、スキー場の滞在時間が年間30時間程度しかないということもありますが、ほんとうに転びません。

 自慢といえば自慢ですが、カエルが溺れることは滅多にないのと似たような感覚(これは違うか?)、モグラが滅多に生き埋めにはならないという感じ(これも微妙に違うか?)おそらく、超人的なバランス感覚(!)とスキーのコントロール力で、斜面の凸凹も、アイスバーンでのエッジ制御不能なども問題にせず、ゲレンデを疾走、というか滑走(爆走)しております。(そのかわりなのかどうか、街中を歩いてると、なんの障害もない平坦なところで、たまに転ぶことはあります‥‥)

 さすがに5年ほど前から、50歳過ぎたおっさんが、こんなヤンチャなスキーしてて、いいのだろうか? そのうちすごい「大転倒」して「病院直行」になるのでは、、なんてことを想像するのですが、幸いにも毎年、「転ぶ」ことなくシーズンを終えます。そして、そして、ついに半世紀。

 さて、きのう私の2021年スキーシーズンがスタートしたのですが、ついに、転びました。

 チケットを買ってリフトに乗りました。リフトの終点は、スキーヤーがスムーズにチェアから離れられるように降場が下りのスロープになっているものなのですが、なんと、そのスロープの下、距離6メートルほどのところに、なぜかおじさんがゴーグルを付け直しながらつったっています。公園の滑り台のゴールのところにに、滑り終わったあとも残っていて、後続の子に追突される「トロい」子供っていたものですが、それのおじさん版が唐突に出現した感じでした。

 おじさんとの距離が近すぎるため、スキーでの制御は無理(というか、まだスキーが地上についていない!!)、したがって衝突回避のためには、体ごと倒れるほかありません‥‥

 で、左の肘をブレーキにしてスロープにぶっ倒れました。リフト施設内での転倒事故とはいえますが、広くいえば「スキーで転んだ」ということにはできます。

 さて、そのおじさん、何が起きたんだ? という顔でこちらを一瞥(実際には顔は見えてませんが)してから、そそくさといなくなりました。中国人スキーヤーが新型コロナでいなくなって、国内のスキー場は安全になったはずと思っていましたが、その分、へんな日本人が中国人化しているようですね。。。

 シーズンの初滑りで、しかもゲレンデに到達する前に転倒するとは、われながら画期的ではあります。あとはシーズン中にゲレンデで滑走中にきちんと(?)転べば、名実ともに「転ぶ」はなしが成立するのですが、、なんか、、、その日も遠くないような気がいたします ^ ^

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awanohibi
Posted by awanohibi
アラ還白髪男子の身辺雑記たまに妄想&毒想