アートと遭遇する、、
2022年09月09日
散歩コースのバリエーションは多くはないのですが、きょうそのひとつの住宅街のコースを歩いていて、なんと「柿」を発見しました。
色は青いというか緑色ですけど間違いなく柿です。この20年のあいだに、おそらく100回は通ったことがある道ですが、見上げればそこに柿の木があったことに気づかずにいました、、、、

本州より南の温帯エリアでは柿は珍しくもないポピュラーな樹木ですが、亜寒帯(冷帯)の北海道ではそもそも育たないことになっています。

北海道では、庭で柿の木が育って実がなったりすると「ニュース」になります。25年ほど前に「札幌市北区の○●さんの庭でなんと柿が実りました」と、夕方のローカルニュースで取り上げられました。翌日にはそのお宅に見物人がたくさんおとづれます。(ワタシも見に行きました)、
そんな環境で育ったもので、フルーツとして売られている柿を店頭で見ても「食品」として理解できるのですが、これが「木になる」という現象は、ほぼシュールレアリスムのアート作品を見るのに近い感覚といっても、たぶん理解不能ですね。普通に考えれば学習、経験のなかで解消される感覚のはずですが ^ ^
この秋は、お散歩のあらたな愉しみが増えました。