魔法のランプ‥‥

2023年02月28日
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書棚の整理
先週はスキーに行く予定だった金曜日の朝に、わが家の周辺の排雪作業が始まってしまい、家の周囲100メートル四方がロータリー除雪車、グレーダー除雪車、ダンプカーの隊列に完全包囲されてしまい車庫から車が出せませんでした。
仕方なく土曜日の朝いちでスキー場に行ったのですが、この土・日の2日間はフリースタイルスキーの北海道選手権が開催されていて、リフトの運転が始まる前に駐車場はほぼ満車。
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これは混雑しすぎ!!リフトの待ち時間も尋常ではないだろうと判断し退散してきました。
なかなか人生思いどおりになりません。。
部屋に戻ってから、本棚の奥に手をつっこみ、懐かしい岩波新書をひとつかみ取り出して、3日間読んでました。
「新書」という本のジャンルにお世話になっていたのは1977年から1979年、知識欲と書籍購入の資金力に大きなミスマッチが起きてる時期ともいえます。(そもそも労働者以前の高校生に資金力などというコトバは適切ではないわけですが)ちなみに、岩波新書はどれも1冊280円でした。
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ひとつかみした5冊、「仏教 第二版」渡辺照宏、「幻想の現代」島崎敏樹、「神秘の世界」宮城音弥、「エスプリとユーモア」河盛好蔵、「禅と日本文化」鈴木大拙、一度読んで本棚の奥に並べておいただだけなのに背表紙の褪色具合が進んでいます。
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とくに「仏教」第二版 渡辺照宏著 は思い出深い一冊です。
苦・集・滅・道の四諦、十二縁起、八正道、六波羅蜜。高校の倫理社会の教科書の記憶と一部重なりますが、これに、実存、本質、イド、エディプス、アンガージュマンなどがメランジュされたシアワセな時代が再生されるようです。
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ところで、岩波新書といえば表紙中央の「ランプ」のイラストがシンボルと思っていたのですが、現在の岩波新書にはもう「ランプ」は描かれていません。「ランプ」をみると「魔法」や「魔術」を連想してしまいます。。なんていうのは「昔」の子供だけでしょうか。
ワタシはこの「ランプ」のイラストが好きです。

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awanohibi
Posted by awanohibi
アラ還白髪男子の身辺雑記たまに妄想&毒想

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