マロニエとトチノキ‥‥
2023年06月03日
奥様を美容室までクルマで送って行ったときに、美容室の面する通りの両側に赤い花が咲いているのに気づきました。
この「赤い花」は調べたところ「ベニバナトチノキ」のようです。
「北海道 樹木図鑑」(1990年 亜璃西社)の216ページから218ページの記載から抜粋引用すると
トチノキ=花は白色で基部は淡紅色おびる。
セイヨウトチノキ=白色の花、基部に紅斑か黄斑がある。
ベニバナトチノキ=朱紅色の花をつける。「セイヨウトチノキ」と「アカバナアメリカトチノキ」の雑種でまれに植えられる。
ちなみに、アカバナアメリカトチノキ(アカバナトチノキ)は、北海道にある樹木を対象とするこの図鑑には掲載されてませんのでネット検索しました。アカバナトチノキの花は朱紅色ではなく鮮紅色で、東北地方の南部まで自生できますが、北海道では育たないようです。
ということは園芸家が交配してつくった苗木を北海道まで運んできて、ここに植えたのですね。しかもヨーロッパ原産とアメリカ原産の交配種ですから、ベニバナトチノキは北海道の近代の成り立ちを考えるとなんだかシンボリックな樹種にも見えてきます。
上の写真は「ベニバナトチノキ」と近所の公園の「トチノキ」の花の「作為的」ツーショットです。姿形は同じですが、色の違いでかなり印象が違うものです。どちらが好きかと聞かれても、どちらともこたえられず、ひたすら困りますね、、
昨夜の強い雨ですこし散ってしまったかもしれませんが、いまが見頃です。場所は北3条の龍谷高校の西側にある住宅街の裏通りです。(以上、札幌近郊の方むけのローカル情報でした)

トチノキ=マロニエだとなんとなく理解していましたが、どうやら「近縁種」ではあるものの別種で、正しくはセイヨウトチノキ=マロニエだということです。「嘔吐」の主人公ロカンタン君が、その根元を見つめて「存在の実体」を見い出したというのはトチノキじゃなかったのですね。またまた、どうでもいい知識がひとつ増えました、、
Comments 0
There are no comments yet.