大信州 春香彩 かすみ酒 生
2023年06月06日
天気予報で気象予報士さんがいうには、札幌は6月5日で11日連続の降雨が記録されたそうです。雨の量はたいしたことありませんが、この時期の札幌としては珍しいことだそうです。毎年話題になる「北海道にも梅雨がくるようになった説」は梅雨前線の影響は少ないので異論も多いようですが、降雨、降雪は海から発生する水蒸気を基本原料としているので、海水温上昇によって初夏のころの近海の水蒸気発生量が増えれば地表に落ちる水の量が増えるのは当然かもしれませんね。
小さな庭にまたまた新たな花が移り住んだようです。シバザクラと思われます。この花自体は家庭の花壇でも見かけますし、北海道では東藻琴や滝上などに規模の大きな名所まであります。
シバザクラの咲いた場所は去年の5月に書いた記事、放浪スミレのすぐとなりです。スミレは先月中旬まで咲いていて、すでに散ってしまいましたが、スミレからバトンを引き継いだようにピンクの花が姿を見せてます。
おそらく、親切な風がいて「この庭のヌシは庭造りのセンスがひどすぎるな‥‥」と、去年のうちにシバザクラの種を運んできてくれたのでしょう、、、ありがとうございます。。
大信州は、これまでも各種賞味しておりますが、「季節限定酒」なのか初めて見たラベルなので購入しました。そして春も終わりというころになって、ようやく冷蔵庫から取り出し開栓しました。「春香彩」は「しゅんか・いろどり」と読むようです。
ごくごくかるい酸味と、わずかに発泡していて爽やか、グラスについですこし時間がたつとフルーティーな香りも感じます。ラベルを見ても「使用米」や「精米歩合」などの基本データが記載されていませんが、購入した「銘酒裕多加」のホームページを見ると、以下のような記載がありました。
“春香彩”という名前
“春香彩”という名前は実は“大信州”という名前になる1990年台まで大信州酒造さんが造っていた銘柄です。このお酒は大信州の春酒として発売された知る人ぞ知るお酒です。
商品詳細
蔵元 大信州酒造
精米歩合 55%
使用酵母 自社培養酵母
アルコール度数 16%
使用米 長野県産契約栽培米 金紋錦
お米の特徴
石川県で開発され、長野県で愛されているお米です。しっかりと真のある味を出しながら柔らかさと上品な口当たりのあるお酒がとっても造りやすいお米です。まだ作っている量が少なく、米農家と酒蔵が慣れてくると山田錦でも超えるお米かもしれない。
(以上 銘酒裕多加のホームページより)
「金紋錦」も初めての酒米ですが、この半年ほどを振り返っても、石川県「百万石乃白」、長野県「ひとごこち」、愛媛県「松山三井」、山形県「出羽燦々」、、、
「山田錦」、「雄町」、「五百万石」の三傑以外にも、新しい品種、珍しい品種が使われているのは、酒造業界としてもいい傾向ですね。それにしても、メジャーな酒米を使っていないのならなおのこと、使用米くらいはラベルに記載して欲しいものと思いました。と、文句のひとつも言いつつ、お酒としては、お店に在庫あればもう一本手にいれたいほどの味わいです。
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